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2025.04.12
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2011.12.15
偶然にも、今夜はヒストリーと歴史秘話ヒストリアの放送日と赤穂浪士討ち入りが重なったおかげで、昨夜のTVは一晩忠臣蔵三昧でしたね。善哉善哉。
非合理的なまでの判官贔屓感情によって昔からどっちかと言うと吉良に同情的な私ですが(そして綱吉も柳沢も結構好き)、それはそれとしてどちらの番組もそれぞれ違った切り口で面白うございました。
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2011.10.26
こないだの日記でうっかり河村恵利のことに言及した所為で、うっかり8月に出たばかりの新刊含めたコミック4冊衝動買いしてしまいました(^_^;)自己洗脳?
いや、麗人コミックス含めて彼女の既刊は全冊買ってたんですが、数年前唐突に「なんかもう、いっか…」といった気分に陥って追いかけるのやめてたんですよね。
4冊で追い付けて良かった……って、あー!『つつじ風聞』と『花の君参る』も買ってねええええええ!!(今Amazon見て気付いた)。つまり、2008年以降の既刊が未チェックになってたと……。

で、まあ、件の4冊を読んだ感想は「ああ、いつもながらの河村さんテイストだなぁ(´∀`)」と。
いつもと変わらない性善説的キャラ造形。いつもと変わらない恋愛譚。いつもと変わらないキャラの顔……。
しかし巻末の家系図ページで作者自ら「顔が全部似ててわかりにくくてすみません」と書いてらして、ええっ自覚あったの…!?と驚愕してしまいましたぜ(-_-;)あれ?前から仰ってましたっけ??
そんなことあ…りますけど河村さんはそこがイイんですよ!!ほっとする!!
所詮は顔なんて記号に過ぎないというか。文楽人形の頭だって限られた種類しかないですけど、演目によって色んな役を演じるじゃないですか。しかも人形だから造形も割合単純でデフォルトが無表情で、だからこそその器に色んな役が乗り移るし、見てる客も感情移入が容易だという。
文楽関係の本読んだばかりだからこういう発想になるのかもしれませんが、河村さんの絵も少女漫画にしては割合単純で華がない造形なので、だからこそ誰が主役の話でも「その人物」として読者は受け入れられるのかもしれないなぁと思ったりもします。
河村さんの描き分け的には、女は少女と大人で二種類、男は少年と青年とおっさんとモブで四種類ですよね。昔はチャラいイケメンもいた気がするんですが、段々と青年とイケメンの差が睫毛の有無でしか判別出来なくなりつつような……。

2011.10.20
三浦しをんの文楽小説『仏果を得ず』がBL過ぎたので、彼女の文楽エッセイ『あやつられ文楽鑑賞』も読んでみたんですけど、仮名手本忠臣蔵のあらすじを説明してる箇所で作中に「桃井くん」が出てきて、えっ桃井くんってあの桃井!!!?Σ(゚Д゚)と吃驚してしまいました。いや、舞台が室町時代に置き換えられてて塩冶判官と高師直の話になってるのは知ってましたが、こんなとこで桃井の名を見るとは……。
って、ネットでちゃんと調べたら、忠臣蔵の桃井若狭之助安近は、私の大好きな桃井直常の弟という設定らしいですね。へぇ~。
Wikipediaには直常の弟として直信・直弘の名前しか載ってなくて、直だらけの一族中で安近だけ名前の系統が違うので実在した人物かどうか微妙に疑わしい気がするんですが、元になった塩冶判官の伝承とか、ひょっとしたら太平記辺りにはちょい役で出てるのかもしれないなーとか思うと俄然わくわくして参ります。
そういや実在の塩冶判官を討伐したのが桃井直常らしいですよね。説話のキャスティングはその辺の繋がりでしょうか。高師直にムカついてるのは桃井一族も同じなのに何の因果か敵味方、という。
桃井直常にしろ直義の養子の足利直冬にしろ、何回目かの反乱後の時点で消息不明になってて以後の行方は知れない(お墓とかの伝承によれば結構長生きしてる)みたいな説明を読む度に、昔はおおらかな時代だったんだなぁという感慨を覚えます。
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