2011.10.26
こないだの日記でうっかり河村恵利のことに言及した所為で、うっかり8月に出たばかりの新刊含めたコミック4冊衝動買いしてしまいました(^_^;)自己洗脳?
いや、麗人コミックス含めて彼女の既刊は全冊買ってたんですが、数年前唐突に「なんかもう、いっか…」といった気分に陥って追いかけるのやめてたんですよね。
4冊で追い付けて良かった……って、あー!『つつじ風聞』と『花の君参る』も買ってねええええええ!!(今Amazon見て気付いた)。つまり、2008年以降の既刊が未チェックになってたと……。
で、まあ、件の4冊を読んだ感想は「ああ、いつもながらの河村さんテイストだなぁ(´∀`)」と。
いつもと変わらない性善説的キャラ造形。いつもと変わらない恋愛譚。いつもと変わらないキャラの顔……。
しかし巻末の家系図ページで作者自ら「顔が全部似ててわかりにくくてすみません」と書いてらして、ええっ自覚あったの…!?と驚愕してしまいましたぜ(-_-;)あれ?前から仰ってましたっけ??
そんなことあ…りますけど河村さんはそこがイイんですよ!!ほっとする!!
所詮は顔なんて記号に過ぎないというか。文楽人形の頭だって限られた種類しかないですけど、演目によって色んな役を演じるじゃないですか。しかも人形だから造形も割合単純でデフォルトが無表情で、だからこそその器に色んな役が乗り移るし、見てる客も感情移入が容易だという。
文楽関係の本読んだばかりだからこういう発想になるのかもしれませんが、河村さんの絵も少女漫画にしては割合単純で華がない造形なので、だからこそ誰が主役の話でも「その人物」として読者は受け入れられるのかもしれないなぁと思ったりもします。
河村さんの描き分け的には、女は少女と大人で二種類、男は少年と青年とおっさんとモブで四種類ですよね。昔はチャラいイケメンもいた気がするんですが、段々と青年とイケメンの差が睫毛の有無でしか判別出来なくなりつつような……。
いや、麗人コミックス含めて彼女の既刊は全冊買ってたんですが、数年前唐突に「なんかもう、いっか…」といった気分に陥って追いかけるのやめてたんですよね。
4冊で追い付けて良かった……って、あー!『つつじ風聞』と『花の君参る』も買ってねええええええ!!(今Amazon見て気付いた)。つまり、2008年以降の既刊が未チェックになってたと……。
で、まあ、件の4冊を読んだ感想は「ああ、いつもながらの河村さんテイストだなぁ(´∀`)」と。
いつもと変わらない性善説的キャラ造形。いつもと変わらない恋愛譚。いつもと変わらないキャラの顔……。
しかし巻末の家系図ページで作者自ら「顔が全部似ててわかりにくくてすみません」と書いてらして、ええっ自覚あったの…!?と驚愕してしまいましたぜ(-_-;)あれ?前から仰ってましたっけ??
そんなことあ…りますけど河村さんはそこがイイんですよ!!ほっとする!!
所詮は顔なんて記号に過ぎないというか。文楽人形の頭だって限られた種類しかないですけど、演目によって色んな役を演じるじゃないですか。しかも人形だから造形も割合単純でデフォルトが無表情で、だからこそその器に色んな役が乗り移るし、見てる客も感情移入が容易だという。
文楽関係の本読んだばかりだからこういう発想になるのかもしれませんが、河村さんの絵も少女漫画にしては割合単純で華がない造形なので、だからこそ誰が主役の話でも「その人物」として読者は受け入れられるのかもしれないなぁと思ったりもします。
河村さんの描き分け的には、女は少女と大人で二種類、男は少年と青年とおっさんとモブで四種類ですよね。昔はチャラいイケメンもいた気がするんですが、段々と青年とイケメンの差が睫毛の有無でしか判別出来なくなりつつような……。
まあしかし、伊達政宗みたいな個性的な人物を河村さんが描く場合は、あまりの個性なさに違和感覚えますが(笑)。
『追風用意の君』にプリンセスGOLD掲載以外の漫画が収録されてたんですけど、「戦国武将BLアンソロジー伊達政宗」掲載作品は別にBLではなくて、「イケメン戦国武将(5)」掲載作品はガチBLだったのは何の罠なんでしょうね。そしてドギツイ題のそれらの本で河村さんの漫画が浮いてなかったのか気になるところです。
河村さんが本気出せばガチBLもお手の物ですよ!ベッドシーンは敷布の裾と繋いだ手だけで処理しますが!奥ゆかしい。
しかしあの方、実は伊達のこと好きじゃないんでしょうかね……。
いや佐竹とか最上が主役なら伊達が悪者でも仕方ないんですが、伊達漫画読んでちょっと愛を薄く感じた(笑)。
そして淀君の総モテヒロインっぷりも相変わらずで……これだけは気が合わないところでごわす。
実は大野治長のこと初めて知ったのも河村さんの漫画だったんで、秀頼が秀吉の実子じゃないなら父親はアイツだな…とずっと思ってたんですが、近年はアイツにそんな度胸はないよね(^^)に意見が変わっております。
大河ドラマの江の劇中で関ヶ原で三成が死んで、入れ替わるように大野が登場した時は「豊臣家も落ちたものよ…(´・ω・`)」とか微妙な気分になったんですが、てかコーエーさんの数値が低いのは別として大野が実は有能らしいという話も聞き及んでおりますが、あのひと所詮は淀の方の乳兄弟に過ぎないというか、精々お屋敷に仕える執事ポジションじゃないですか……。
増田さんとか長束さんと比べても何か見劣りするというか、大野さんで充分采配出来ちゃうという事実に、関ヶ原以降の豊臣が天下の中枢から単なる地方の一家に過ぎなくなったことを感じてしまう私なのでした。
でも戦国詳しくないし、これも素人の印象論ですかね(^_^;)豊臣の衰退後に頭角を表した人だからショボく見えるという。
結論:河村さんの江戸時代大阪商人モノ漫画は至高。
なんかリアリティがあるんですよね。流石本場の大阪人。
『追風用意の君』にプリンセスGOLD掲載以外の漫画が収録されてたんですけど、「戦国武将BLアンソロジー伊達政宗」掲載作品は別にBLではなくて、「イケメン戦国武将(5)」掲載作品はガチBLだったのは何の罠なんでしょうね。そしてドギツイ題のそれらの本で河村さんの漫画が浮いてなかったのか気になるところです。
河村さんが本気出せばガチBLもお手の物ですよ!ベッドシーンは敷布の裾と繋いだ手だけで処理しますが!奥ゆかしい。
しかしあの方、実は伊達のこと好きじゃないんでしょうかね……。
いや佐竹とか最上が主役なら伊達が悪者でも仕方ないんですが、伊達漫画読んでちょっと愛を薄く感じた(笑)。
そして淀君の総モテヒロインっぷりも相変わらずで……これだけは気が合わないところでごわす。
実は大野治長のこと初めて知ったのも河村さんの漫画だったんで、秀頼が秀吉の実子じゃないなら父親はアイツだな…とずっと思ってたんですが、近年はアイツにそんな度胸はないよね(^^)に意見が変わっております。
大河ドラマの江の劇中で関ヶ原で三成が死んで、入れ替わるように大野が登場した時は「豊臣家も落ちたものよ…(´・ω・`)」とか微妙な気分になったんですが、てかコーエーさんの数値が低いのは別として大野が実は有能らしいという話も聞き及んでおりますが、あのひと所詮は淀の方の乳兄弟に過ぎないというか、精々お屋敷に仕える執事ポジションじゃないですか……。
増田さんとか長束さんと比べても何か見劣りするというか、大野さんで充分采配出来ちゃうという事実に、関ヶ原以降の豊臣が天下の中枢から単なる地方の一家に過ぎなくなったことを感じてしまう私なのでした。
でも戦国詳しくないし、これも素人の印象論ですかね(^_^;)豊臣の衰退後に頭角を表した人だからショボく見えるという。
結論:河村さんの江戸時代大阪商人モノ漫画は至高。
なんかリアリティがあるんですよね。流石本場の大阪人。
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