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2024.11.01
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2012.02.03
そういえば『ガラシャ』を立ち読みで済ませた日、じゃあ結局ナニ買って帰ったのかといえば葉室麟『無双の花』(立花宗茂小説)とかつくらでした。
……かつくらです。

懐かしい!
何年ぶり…多分5年か6年買ってなかったと思うんですが、『謎解きはディナーのあとで』の隣にこれ見よがしに平積みされてたのでまんまと誘き寄せられ、ふむふむ今号は東川と虚淵にインタビューか…ってええ出版社変わってるぅぅ!!?と、吃驚した勢いでつい購入。
まあ冬は一年総決算のマイベストブック特集なので読み応えはあるんですけど。
しかし、新紀元社てアレですよね。オタク御用達の意外に実用性のないファンタジー・武器系のムック出してるところ。ていうかかつくらに一体何が……売り上げ低迷し過ぎて雑草社追い出されたん……?
しかし懐かしいなぁと開いてみて、あまりの紙面構成の変わらなさにも吃驚しましたが(あ、でも昔の書評コーナーは少女小説とBLが同じ括りでライトノベルはSF・ミステリ・ファンタジーと同じ括りだったのに、ラノベと少女小説が合併、BL独立してたのは変化ですな)、読者層……昔のアンケートでは大体大学生年代が中心だった筈なのに、今の読者投稿のトコに載ってる年齢が30代中心……主に同じメンバーが講読し続けてる所為で段々高齢化が進んでる……。
そしてキャラクター人気投票の応募数がものすごい減ってる!!過疎!!?
なんか……大分前に出て行った実家に久しぶりに帰郷したら、そこは限界集落となっていた!…みたいな淋しさと無常観を感じてしまいましたぞ(-_-;;)
これを機に故郷に帰農した方が……いやしかし……。

いやまあ故郷を思う心とは別に、実際中身パラパラ捲って、こういう情報誌も必要ではあるかもなぁとも思いましたけどね。シリーズ途中で講読やめてた高田崇史『QED』と高殿円『ポリフォニカ』が完結してるとか初めて知りましたし。書店店頭で本自体は見かけてたんですが、だったら記念に最終巻だけ買ってもええかのぅ、みたいな。
そういや高殿といえばプリンセスハーツも完結したらしいですな。あれも途中でポイしちゃいましたが……。高殿の作品は遠征王とそのときシリーズが好きすぎて、どうしても比べちゃうんですよねぇ、特にプリハーは同じパルメニア年代記の一角だし。……角川ビーンズだからどっちも消化不良のまま打ち切り臭く終わっちゃったけど、当時からルルルで書いてたらちゃんと読者の納得出来る形で完結させてもらえたんでしょーかねぇ。あの後も同人イベント(ナルトスペ)で遠征王の外伝小説何冊も出してたし、作者もあれは心残りあったと推察するんですが。
まあ高殿も当時は若かった所為で上手く長編を完結させる技量がなかったという話かもしれませんが、MF文庫の『銃姫』がもうすぐ完結→嘘でした延長します!をずるずる繰り返して、結果あれだけ読み応えあるラストへ至ったことを思うと、そもそも長編体質は不治の持病かもしれず、そこを汲んで好きにさせる出版社の度量みたいなものも名作を生み出す為には必要だと思う訳でムニャムニャ。
閑話休題。


未読本では、取り敢えずウロブチの新作ファンタジーと『虚構推理 鋼人七瀬』、皆川博子『開かせていただき光栄です』は読みたくなりました。
怪談えほんシリーズは既にAmazonでポチったぜ!
かつくら人気投票、炎の蜃気楼好きさん達は相変わらずまあまあ元気そうでしたが、火村好きはどこ行ったんだ……ヒムラーぇ……(´・ω・`)
少女小説読みさんは残存してるけど、ミステリ読みが大分かつくらから離れたってことなんでしょうかね。まあ私もミステリに対する興味が薄れた時期とかつくら読まなくなった時期は大体一致してるし……新本格ブームの終焉がこういう場所にまで影響を及ぼしてるんでしょうか。
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