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2024.11.01
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2012.01.28
以前から『へうげもの』の細川忠興には狂気が足りんと不満を抱いていたのですが、GREE戦国無双で新たに登場した細川は目の下の隈といい虚ろな笑顔といい、これは良いヤンデレ!('ー^*)b
「私は…私はアアアア!!」以外の芸風も覚えたようですが、悩みは男友達に相談するからそちには話さないと言われた婿殿の心中を思うと、……あれはガラシャの方が悪い。
婿殿可哀想!!(ノд<。)゜。
しかし、あの鉈は何なんだ……噂の三十六歌仙とやらのデフォルメなのか……。


そんな気持ちのままふらふらと出掛けた本屋で宮木あや子『ガラシャ』を偶々見かけたので約30分かけて立ち読みしてきたんですが(買えよ)、しかし肝心のガラシャの人生以上にエピローグ部分が強烈すぎたというか、実質細川幽斎×明智光秀BL小説だった衝撃で心の眼鏡がパリーン!!
な、何故一般小説のコーナーにガチBL本が!?(゚Д゚;)

あまりにも妻を顧みない所為で息子に恨まれている幽斎は、叶わぬ光秀への恋に身を焦がし、そして自身も妻に同じ苦しみを与えていたことに初めて気付くのであった……。
ひええええ(´Д`|||)
父子揃って明智大好きとか……。そんな遺伝は嫌だ。


まあ実際は忠興以上に幽斎は明智親子に対して冷淡だったと思いますけどね。HAHAHA。
山崎の前も率先して見捨ててますし(小説内では忠興が光秀からの手紙を握り潰してた設定でしたが)。
ガラシャ自害に関しても、ヤンデレ忠興が盲愛する玉子に死を命じるとも考え難いし、逆に夫に対する気持ちの冷めてるっぽい玉子が命懸けの自己犠牲を払うというのも個人的には不自然に感じるんですよねぇ(-_-;)
何といっても伏見に居た大名の妻子で彼女以外誰も死んでない、あまつさえ同じ屋敷にいた息子の嫁すら無事に逃げてるんだから、これは人質になることを防ぐという建前で、細川家中がこれ幸いと不良在庫を処分した…という風にしか思えない。
この件に幽斎が積極的に噛んでるかどうかは解りませんけど、忠興が逆上することは自明の理なのに敢えて家臣の連中がそれを行うというのは、忠興より立場が上の者の認可があったからかもしれませぬよ……?(-_-|||)
関ヶ原の後、自分の嫁は死んだのに息子の嫁が生きてるのが許せん!とか逆上した忠興が長男に嫁を離縁するよう強要→逆らった息子を廃嫡した時も、長男夫婦って幽斎ん家に居候してるし。
……あそこの一家は殺伐としすぎててヤバい。父を困らせる為だけに大阪城入りする次男とか兄の顔に斬りつけてくる妹とか忠興ェ。


同じく父がパーフェクト超人で息子がファザコン発症するにしても、黒田長政は父を慕ってて細川忠興は父親大嫌いっていうのが不思議ですよねぇ。
去年、最初に黒田長政に興味持って情報集め始めた時は、てっきり長政も忠興みたいに父親に対してあまり良い感情持ってないのかな?と思い込んでて(だから理想の父親像を求めて竹中オタになったんだと思っていた)、そういう色眼鏡掛けた状態で逸話とか読もうとしてたんですよねぇ。
しかし、名将言行録とか読み進めていくと、かなり仲良い親子じゃないですか、黒田家……(´∀`*)
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