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2011.02.17
もっさん、まじイケメン。



ここで、恨みをさらっと水に流して薫ちゃんを友達扱い出来ちゃうところが、全てを洗い流す雨の守護者の面目躍如ですね。自分が回復している、薫ちゃんが後悔しているという二点が揃って初めて納得出来る展開ではありますけど(^_^;)
ツナさんの、薫ちゃんを咄嗟に「助けなきゃ!」となって、でも山本の仇だと思い出して躊躇うところにも、こう、色々感慨深いものがありました……。
躊躇しちゃうツナさんは英雄でも聖人でもなく、臆病で気弱で、ただまっとーな感性を持ってる普通の中学生なんですよね。だから(超直感への信頼感もありますが)ツナさんが間違ってると感じたことは理屈がどうであれ間違ってるし、ツナさんが選んだことなら応援したいし、一読者としてついて行きたい。

ただ、ここで恨みに引きずられて薫ちゃんを見捨てていたら、ツナさんは炎真達と同じ場所に落ちることになっていた……と考えると、山本が選んだ態度はとても示唆的です。
笹川兄や雲雀さん先輩組が特にそうですが、自らは守護者としての誇りを体現し、ツナさんに対してもその誇りの在処を指し示していく。今章は守護者達の掘り下げ、ツナさんとの絆の掘り下げがテーマなのだろうと前から言ってますが、それに加えてツナさん自身の心も少しずつ深い部分まで掘り返されつつある。


シモンファミリーがヌフフの人に全面的に利用されていたと判明した今でも、彼らの思想もやり方もあんまり気持ち良いもんに思えないのですが(超ツナさんが炎真に啖呵切った時は溜飲が下がった…)、だからこそというか、悪役としてのシモンの設定は今までリボ悪役にいなかったタイプで秀逸だと思います。担当さんが大分意見出されてるのかな?とか下種の勘繰りしてますが(^_^;)
加害者側は、は?そんな昔の話が今更何なの?当事者でもないから責任取れないし、いつまでもネチネチと責め続けるのって非生産的過ぎない?忘れた方が楽になるよ?としか思えないんですが、被害者と思ってる側からすれば、現在自分達が弱小ファミリーであるという劣等感の捌け口、八つ当たり先をリアルタイムの問題として探してる訳だし、例え生まれる前の話だろうと自分は当事者の一人だという認識でいる。
……平行線です。


ただ、救い……になるんですかね?(-_-;)何やかやと自己正当化に忙しく自分に都合の良い物しか信じようとしない炎真君も、喧嘩吹っ掛けてきた最初の動機はツナ君を信じかけていたのに裏切られた!という思い込みなんですよねぇ。
それまではアーデルさんに担ぎ上げられつつも復讐には消極的だったのが、ころりと掌を返す。つまり先祖の復讐云々はツナさんを公然と非難する為の口実で、実際は炎真個人の心を傷付けられたという部分に憎しみの源泉があるから、先祖に関しては誤解だったという証拠をいくら見せられても納得しない。
そこに、両親と妹の仇の息子疑惑が重なっちゃったから、余計引っ込みがつかなくなってるのでしょうけれど(-_-;)100年前のことならいざ知らず、肉親のことならば人間の情として、犯人の関係者に憎しみを募らせても当然のことですし(ツナさんさえ薫ちゃんが山本の仇であるという事実を知って平然としていられなかった訳ですから)。まあ心情的に理解出来る場合だろうと、私情による復讐はどんな場合でも許されてはいけないし、私はどうしても好きになれませんが。殺人事件の遺族TがVとかで犯人を死刑にしてください!とかアピールするのも放送しない方がいいと思うんですよねぇ公共道徳的に(彼らが心の中で思うのは勿論自由ですが)。
つまり何が言いたいかと言うと、炎真とツナさんの感情的な諍いがこの戦いの本質であるならば、炎真とツナさんが感情をぶつけ合うことで和解の糸口が見つけられないものかな、と。
ヌフフが全部悪いで責任転嫁されちゃうと、今までみたいなボンゴレが全部悪い理論から全然脱却出来ないので、あくまでもあの二人には沢田綱吉と古里炎真の間の葛藤として、今後来るであろう戦いに挑んでもらいたいなぁと期待する次第です。
実はツナさん個人を敵視する敵キャラって骸以来の登場なんですよねぇ。ザンザスはあくまでも九代目への反抗が主眼だし、白蘭もユニ以外はあんまり眼中になかったし。



……ついでに他漫画感想。
・黒子
ノベライズひゃっほう(゚∀゚)!
これはアニメ化への道を着実に進んでるってことですよね!!

・エニグマ
実は今週初めてページ見たんですが、バジルくんいつの間に移籍してたん?

・保健室
経一くん!経一くん!(゚∀゚)o彡
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