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2025.03.13
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2011.02.23
歴史系というか、時代物?
それ系だとビクトリア朝か平安が多いイメージですが、超主観では帝政ロシア期の毛利志生子『夜の虹』が目下一番のお気に入り。うーん、まだ2冊しか出てないから読後感が新鮮で、その分余計面白く感じるのかもしれないですね。谷瑞恵『伯爵と妖精』シリーズなんて2004年からずっと追いかけてるので、一読者としてそろそろマンネリ感が……(^_^;)
毛利作品は『風の王国』2冊目にして断念しちゃったんですが、あれ折角実在人物が主役なんだからもうちょい歴史寄りの内容にしてくれても……って、今簡単にggったら段々ガッツリ大河展開になってったぽい記述があって激烈に後悔orz

と、いう訳で新シリーズ(?)にも手を出してみた。本屋で1巻見かけて気になってた久賀里世『紺碧のリアーナ』が3巻目にして完結したらしかったので、まとめて3冊購入(^^)

ルネッサンス黎明期のフィレンツェ。
主人公カップルこそ架空キャラですが、内容といい舞台といい、こう、時代物と歴史物の良い部分をミックスした作風でした。新人さんらしく文体がやや固めではありましたが、個人的にはかなり満足です(´∀`*)
ぶっ続けで読んだ所為で、冒頭ら辺にある1ページくらいの前巻までのあらすじが微妙に冗長に感じてしまったんですが、これは発売されてすぐ(数ヶ月おきに)読む普通の読者なら有難い仕様なので文句は筋違い。

しかしルネッサンスとかメディチ家関連も、ぶっちゃけ少女小説・漫画系では割とある舞台設定ですよね。で、がっつり歴史系な作品が多い印象。取り敢えず自分が読んだごく狭い範囲内では、

『紺碧のリアーナ』(コバルト文庫)
 大体1466年/フィレンツェがメイン舞台
『逆光のメディチ』(新潮社&あすかコミック)
 大体1466-1478年/フィレンツェが舞台
『チェーザレ』(KCデラックス)
 現段階で1491-1492年/ピサがメイン舞台
『白のフィオレンティーナ』(冬水社文庫)
 大体1504-1513年/フィレンツェ・ローマがメイン舞台

……ほぼ時代被ってないのがすげー(゚Д゚;)
メディチでいえば、ピエロ晩年期、ロレンツォ全盛期、ロレンツォ晩年期、ロレンツォ死後~ジョヴァンニ期。
現在のフィレンツェに一番痕跡残してるメディチって1537-1574年にフィレンツェ公やってたコジモ1世でしょうけど、そこら辺まで来ると著名人大体死んでるし、ネタにし難そうな……?
というよりロレンツォ豪華王が色々別格なだけかもしれないですけど。命短し恋せよ乙女!!
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