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2024.05.17
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2009.06.15
先週末、某リアル友人が何の前触れもなく「ヘタリアのロシアにハマったー!!」と報告のメールを寄越してきました。
はぁ、そうですか。ヘタリア今人気ですもんねぇ……しかし最近はミクといい東方といいヘタリアといい公式で二次創作オッケー告知してるジャンルばっか流行ってて、オタクも著作権の壁を前に大分牙を抜かれたなぁ…みたいな感慨もあります。
そのヘタリアですが、以前一度だけ本家サイト見に行ったことありました。確かリボがヴァリアー編で、モスカが旧イタリア軍の兵器だった…という下りをモレッティが本誌で喋ってた頃。旧イタリア軍どんなんじゃいと思ってググッたら、華麗なヘタレ伝説の数々を知って(゚д゚)ポカーンとなった懐かしい記憶……。擬人化漫画まで描いてる人がいると知り、世の中には奇特な人がいるもんだなぁと感心したんですよね。
そもそも興味がキャラじゃなく史実(に基づく伝説)で、でもって流行して以降は変な天邪鬼意識が芽生えた所為で完璧にスルーしてました……と回顧しつつ、しかし友人と話を合わせる為にも一応チェックしておこうと、久しぶりに本家サイトに足を踏み入れたワタクシ。

……オーストリアが黒髪眼鏡美人ーー!!(´Д`*)
電光石火で墜ちた(死)。


母が今年春フランツ・ヨーゼフ(エリザベート様の旦那)のこと大好きになって以降ハプスブルク萌えしてて、話を合わせる為に(そんなんばっかだな自分…)一緒にBSの特番観たりハプスブルク家の歴史の本を読んだり一人でニコの政歴MAD観たりしていたのが仇になりました。
ヘタリアのキャラ設定をよく理解しないままに、予め仕入れてた知識がこれでもか!とばかりに脳内で奔流となって黒髪眼鏡と混ざり合い一つのキャラ萌えとなって結実したのです……。
と、難しそうな(?)言い回ししてますが、要はオーストリア受いいよね、と(笑)。あんなお堅そうに取り澄ました顔してるのに、実態は手当たり次第に結婚と離婚を繰り返す尻軽なんですぜ……ゴクリ(生唾)。

スペイン×オーストリアとか凄くイイじゃないですか!(゚∀゚)200年弱のほのぼの結婚生活から一転しての泥沼離婚劇、その後の確執期間を経て普通に友人付き合いするに至るまでの過程がとっても気になるですの!!鼻息!!
スペインってヘタリア公式キャラでは陽気な関西弁あんちゃんだけど、史実的に考えて明らかに鬼畜キャラじゃないですか……返り血の似合う残虐キャラじゃないですか……。離婚の傷も癒えてないのに、オーストリア継承戦争で敵陣営として攻め込んでくるんですよ……返り血べったり頬に付けて「よぉ、久しぶりやな!」とか戦場の真っ只中で平然と笑いかけてくるに違いないですよ……怖ェー!!(妄想が暴走した)
しかし公式のオーストリア継承戦争漫画では、嫁はん婚家から追い出したほとぼりも冷めないうちにフランスの手先と化して領土内へ攻め込んできた元夫を指して、「この人甲斐性なしですので本気で斬ったりしません」オーストリア余裕すぎです。そもそもこの元夫婦、二人とも割り切っちゃえば結構サバサバしてそうでもある。「まあ貴方らしいですけど…」「やっぱお前やわぁ」だの言いながらイタリアの領有を巡って争う二人は、子供の親権で揉めてるようにしか見えません。

あと全然タイプ違うけどプロイセン×オーストリアもイイ……(´∀`*)一見して仲めっちゃ悪いのに、お互い相手のこと気にしまくりで。好きな子をいじめる小学生か!というか、本家のクリスマス企画でプロイセンが嬉々としてオーストリア脱がそうとしてた姿が忘れられないですよ……。
国家擬人化をネタにしての恋愛関係妄想って、単純化すれば同盟=恋人、併合=結婚、占領=愛人、侵略=強姦みたいな変換すればいいんじゃないかと想像するのです。そういう意味でロシア(ソ連)はヤバい凄くヤバい。
同じオーストリアの宿敵国でも、フランスはこう指先だけ伸ばしてちょっかいかけてる雰囲気なのに対し、プロイセンの場合はめちゃめちゃ本気で叩き潰す気というか、寧ろ結婚願望に近いよね、と。プロイセンのフリードリヒ大王の初恋の人がマリア・テレジアだったという俗説があるらしいので(実際結婚相手の候補には挙がってたらしい?)、つい擬人化の方にも重ねちゃうというか。そしてフランスに裏切られ7年戦争で孤立無援にされる不憫なプロイセン……。
なんというか、対外戦争でありながら、ドイツ連邦のリーダー権を争う内紛っぽさが常に見え隠れしてるイメージ。プロイセンとオーストリアは別に兄弟じゃないのに、ドイツにとってはオーストリアも兄みたいなもんですよねぇ(いや居候か)。身内故の甘えなのか、ヘタリアの普墺も喧嘩腰にしててもお互い変な馴れがあるかんじ。
オーストリアがドイツ(兄弟)宅に居候してた7年が、最も両者の関係が穏やかで、ある種甘い時期だったんじゃないかなぁとか妄想しちゃいます。どっちが上に立つかで揉めてても、一つの家族になりたい願望はフランクフルト国民議会の頃からはっきりあった訳ですし。個人的にはあんまり独墺がピンとこないので(公式で独伊だしさー…)、その分ピンク色した妄想が全部プロイセン方面に流れてしまいますよ(^_^;)そもそもドイツ統一されたのに何で生きてるのお兄様。
WWⅡ敗戦後もう二度と一緒になるなと誓わされてるにも関わらず、EU発足後はドイツとオーストリアが再び急接近☆という噂も聞くのですが、……しかしプロイセンはソ連崩壊した今現在もロシアの囲われ者続行中……あれ、兄貴可哀想?(;∀;)


しかし大学受験は日本史選択した私の西洋史知識など本気でたかが知れてるので、全部根拠のない妄想と言ってしまえばそれまでの話。いやまあ妄想には違いないんだけど、ヘタリア公式からも史実からも両方遠ざかった妄想の場合、それを行う意味はあるのでしょうか……。
これがブームってことは、異常に近代史やら西洋史やらに詳しい若いお嬢さんが大量発生してるってことで(ファン歴長い人の知識たるや到底私の及ぶところではあるまい)、なんだか空恐ろしいですな……(^_^;)


そして興味を持ってまだ三日目だからこそ抱く素朴な疑問なんですが、擬人化国家の他に「上司」と呼ばれる国家元首が他にいる世界観なんですよね?勿論一般国民もいて。しかし擬人化キャラ同士に親族などの血縁関係があったり結婚が行われたり、個人的に仲悪かったりが存在する。
彼らが相手を憎たらしい!と思う感情が国を動かして戦争が始まるのか、彼らが友情を育みたいと思ってても上司や国民の意向で敵対させられてしまうこともあるのか、それとも国民感情がフィードバックされて自然と彼らの感情が動かされてしまうのか。……三つめ状態なら思考すら自分の思いのままにならない訳で、残酷というか…擬人化キャラって可哀想な存在かもしれません。
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