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2025.03.13
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2012.11.12
今週の大河清盛がヤバすぎました。
涙腺潤んだ矢先の恐怖映像とか……。今年の大河は禍々しい描写させるとピカ一ですね、崇徳様とか。

といってもリアル夜8時は録画していたジョジョとリトバスとコードブレイカーとマギとファイ・ブレイン1期を1.3倍速で観てる最中で、その後9時からNHKスペシャルの中国古代史番組を突っ込んだり罵ったりしながらリアルタイム視聴して、更にその後に録画した大河観たんですけどね!
これも1.3倍速で再生したんですが、何度か巻き戻したりもしたので結局再生時間45分以上かもしれませぬ。ファイ・ブレインも1.3倍×2回観ましたけどねグフフ!!
初回はあんまり真面目に観てなかったにも関わらずBLおんぶ回!という強烈な記憶が残ってたんですが、カイトを麻酔銃で捕獲した後手術台に縛り付けるキューちゃんとか、お互い赤面し合うギャモン君とカイトとか、わざわざ現場の近くまで赴いて「本当に素敵だよ…」とか呟くルーク様とか記憶以上にとてつもなかったファイ・ブレイン……。
当時(特に先週放送回)は単なる悪の組織のNo.2で何か企んでそうだったケチャ…ビショップさんが実はルーク様の真の目的全然知らなくて、今後は徐々にヤンデレ狂ホモ属性を露にしていくルーク様を介護する心労によって段々窶れていくと知ってると、あの人映る度に今の段階から変な笑いが込み上げてきて困ります。
来週はいよいよ本部長登場!ていうか公式サイトの人気投票、本部長の順位高過ぎません!?
あの投票、一日一回投票出来るのに気付いてなくてルーク様に一票だけ入れたっきりだったんですが、一位カイト(主人公)、二位ルーク(一期ラスボスホモ)、三位フリーセル(二期ラスボスホモ)、四位ノノハさん(一応ヒロイン)の並びが美し過ぎて凄く笑ってしまった……。

って、大河語るつもりがいつの間にかファイ・ブレインの方を熱く語ってしまったぜ!閑話休題。



重盛可哀想過ぎて今週は観てる方も死にそうになったんですけど!上皇様の鬼!悪魔!!
死にたいって……うおお……。

しかし大河の後白河が鬼で悪魔なのも仕方ないというか、あの人に感情移入出来なくもないのが辛いです……。
初期の頃は松田翔太の演技は鬼気迫ってるけど元々持ってた後白河のイメージとは違うなあと思ってて、まあ元々のイメージというのが自分だけが可愛いぬめぬめした触感の蛇みたいな男ってかんじなのですが、松田後白河は切れ味鋭すぎる妖刀みたいなイメージ……。他人を傷付けながら自分のことも傷付けてる的な。
生育環境の所為で性根が歪んで、生い立ちにシンパシーを抱きつつも養父の愛情に恵まれて育った清盛を妬んで、滋子という最愛の女性と出会ったことで物の怪じゃなくて人間らしくあれるかもしれないと期待して、でも滋子が死んでやっぱり物の怪でしかない自分を再確認して絶望して、その後は清盛を自分と同じ下衆ポジションに引き摺り下ろすことに全力投球するという……。うん、可哀想な人です。狂った哄笑が痛々しく聞こえる。

しかし頼朝一家幸せシーンの直後に瀕死の重盛シーンとか、落差が酷すぎますぞ……。
頼朝と政子がプロポーズ合戦するシーンと、逆上して西光蹴りまくる清盛のシーンが交互に来る演出も辛うござった。外的要因だけじゃなく、内的な平氏の滅びの予兆……清盛の変質が露になって、ああ本当に滅びるんだなぁと実感しました。
清盛も、自分の抱えるもどかしさを粗暴な振舞いでしか表現出来ない初期、やるべきことがはっきり見えて力強くそれに邁進する中期ときて、熱出して倒れた総集編以降は余命を意識した故の焦りなのか徐々に強引で傲慢な暴君に……うおお。辛い。単なる総集編かと思いきや作品のターニングポイントだったとか、なんだかウテナを思い出しますね。
今年の大河が視聴率苦戦した理由は、そもそも戦国や幕末に比べて源平の知名度や人気が低い、その筋ではトレンド→定着しつつある武家政権としての平氏政権再評価に対して、一般人側は未だに源氏善平氏悪のステレオタイプな認識を根強く持ってて新しい解釈を受け入れ難い…とか色々あると思いますが、初期にネットで盛んに流布されてたイチャモンはネトウヨ気味の私が読んでも事実無根の難癖でした(-_-;)でも実際私も初期の頃は毎週観つつもあんまり面白くないとは感じていたんですよねぇ……。
このドラマ、台詞やナレーションでなく、無言の演技や間を使った表現を多用するので、場面の把握がし難い&登場人物の感情を理解しきれないのが難点だったなぁと。文字媒体を映像化すると情報がごっそり抜け落ちるというのが私の前々からの持論ですが、原作小説を一緒に読んでここはこういう気持ちだったという解説というか補完が欲しいのです。いや私の読解力が低いだけの話ですが、これ私だけじゃなく余程没入して観ないと、お茶の間でぼやーと観てるだけだと伝わり難い気がしますよ。
未だに愛情だけでない養父の清盛への期待とか継母の複雑な感情とか義朝から清盛への友情の有無とか、初期の人間関係は理解しきれてませんねぇ、正直なところ。

合戦になったらスペクタクルになって面白くなるかな?と思ってたのに保元の乱が個人的にはあんまり琴線に触れなくて、特に平治の乱ら辺は意欲減退してたんですが、生霊と化した崇徳様の怪演が凄まじ過ぎて一気に引き戻され申した……。あれは映像でしか表現出来ない一つの極地だったと思います。
それ以降はずっと面白いんですが、これは私が本腰を入れて作品理解しようと努め始めたからなのか、中期になって目的意識(平氏の目指すものと方策)がはっきり見えてきたからなのか、回を重ねることでキャラの性格把握して言外に込めた感情も大体解るようになってきたからなのか、えー、どうなんでしょうね。よくわからん。


途中で投げ出したりそもそも最初から気に留めなかったりで、本来なら気に入ったであろう作品と巡り会えない不幸って確実にありますよねぇ……。
今期アニメだとKが一話二話が本当に観てて苦痛で、三話まで観たらバイバイする!と堅く決意していたんですが、実際に三話観たら「俺を止めたいなら二十四時間付きっきりで監視するんだな」的なホモ臭いシーンとクロちゃんのアホ可愛さにアレ?意外と面白い…?となって、四話~六話観た時点ではうん結構面白い!!と評価裏返りました(^_^;)
逆に絶園のテンペストが自分の中でホモ要素だけ楽しむアニメになりつつあるという……ほぼ一話丸々使って回想に見せかけたホモのノロケトークを聞くことになるとは……。お兄ちゃん騙され過ぎて可哀想。
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