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2024.11.01
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2012.12.19
既に結構前、12/1の話になりますが、たまたま土曜が映画の日だったので、これはいっちょヱヴァQでも観ようかと軽い気持ちで映画館に足を運んだんですね。
その時点で公開2週間後だったというのもあってネットの内容ネタバレにも既に目を通していたし、特に驚きもせず淡々とした気持ちで鑑賞する予定だったんですが、しかしスクリーン上では濃密なホモ劇場が繰り広げられてる訳ですね。予め判ってようとも耐えられんモノがこの世には存在する訳ですね……。
不自然な反応を露にしない為に、ストローの先端を強く噛み締めながら観るQは拷問だったのかご褒美だったのか(-_-;)


しかし、元々私カヲシン者では全然なく。
確かにリアルタイムでTV24話観た時は「(゜Д゜)!?」となったしフィルムブックの24話載ってる巻だけ何故か所持していましたが、あくまでも萌えじゃなくネタ扱いというか、「きゃー!カヲルくーん!」ではなく「ちょwwwホモ自重wwww」なテンションでいるつもりだったんですよねぇ。
しかしQ観て以来妙に渚のことが気になって、ガチのキスシーン載ってる貞本漫画10巻・11巻(だけ)購入したり、ニコ動で碇シンジ育成計画や鋼鉄のガールフレンド2のプレイ動画を見たりとか、明らかに不審な行動を行うように……。
まずい、しっかり洗脳されてる!?Σ( ̄□ ̄;)

戯言シリーズの用語辞典で西尾維新が自作の白衣+水着キャラへの解説中に「僕の所属する世代にかけられた、エヴァの呪縛の、信じられないえげつなさ」と書いてましたが、いやホントその気持ち解るというか。
あの世代の多くの男オタクにエヴァが与えたインパクトと同様、あの世代の多くの腐女子にカヲル君が与えたインパクトもかなり大きかったんじゃないですかねぇ……(^_^;)
どういうインパクトかというと、公式自らホモネタ投入してきやがった!?という。まだ当時は公式801カプなんて概念はなかったような気がするんですがどうなんでしょう……。

そもそもBLアニメでもない限り、公式801カプなんてものが実在する確率なんて物凄く低い訳です、本来なら。
しかし21世紀のアニメの場合、作品内容的にもキャラの自意識的にも至ってノーマルな筈なのに、しかし作品を作るアニメスタッフが意図的にそのキャラを視聴者にホモだと誤認させるような、紛らわしい描写や演出が割かし横行してると思うのです。ギャグの一環としても腐釣りサービスとしても。
今年なら黒子アニメ(特に一連のエンドカード)とかK(全てにおいて)とか。ちょっと前ならハルヒの古泉くんとか(原作小説もアニメも確信犯)、おお振りの阿部(少なくともアニメは確信犯)なんかが典型でしょうか。
そういう健全と不健全のスレスレの境界線上にいる、公式がノリノリでお出ししてくる紛らわしいキャラの元祖、少なくとも初期の一典型が渚カヲルなんじゃないかと長年考えていて(長門が綾波のオマージュであるのと同様、古泉って明らかに渚オマージュだし)、しかし古泉好きのリア友に話したら「いやエヴァは詳しくないけどカヲル君はガチでホモなんじゃないの?」と反論されたこともありました。
今でも、まあTV版は、例え風呂場で手を握り「好きってことさ」と放言したり一つ部屋で寝ながら「君に出逢う為に生まれてきたのかもしれない…」とか呟いていようとも、渚本人がホモと自覚した上でシンジへの恋愛感情を表明する為に一連の言動を行っていた訳では……多分ないと思ってるんですが、ううーん、どうなんでしょうねぇ(^_^;)これはもう各人の解釈の問題だし、はっきりした正解はないのかな?

そして過呼吸発作への対応と銘打ってマウストゥマウスで口を塞ぐ貞本漫画や、育成計画のゲーム……風呂場で背中洗いながら手が滑ったフリでシンジくんの変なところ触ったり、一緒に星を見ながらシンジくんの肩に腕を回したり、ベッドの上で同衾するどころか上から覆い被さりつつ指を絡め合いマジでキスする5秒前程度に顔を近付けているカヲシンのスチル絵は、もはや弁解の余地もなくガチホモですが、これはスピンオフ作品だからノーカンです、きっと。何年か前にたまたま立ち読みしたAsuka誌上で育成計画漫画版のカヲルがなんか恋愛的な意味で告白してるの見かけちゃった記憶もありますがノーカンです。
癒し系で尽くし系でシンジの幸せだけを考えていたQのカヲルの性格が既存作品のどれに一番近いかといえば断然ゲーム版育成計画のソレですが、それでもきっと大丈夫です……。


そしてニコニコ大百科に渚のモデルが幾原邦彦だとか書いてあるのを数日前発見して、なんかもう名状し難い気分になっているんですが(-_-;)Wikipediaにも書いてたしこれはガチ情報なんでしょうなぁ。
ガイナの出してる渚本に幾原のインタビューが載ってて、それによれば実際に庵野と幾原が一緒に温泉旅行したことがあって、そこでイクハラ24話と似たようなこと言ったらしいじゃないですか。なんて奴だ……。
そしてネットの海面を一撫でしたら、庵野が昔同人で幾原本を描いてその中で幾原と榎戸の出会いを4ページに渡って描写してるとか出てきて震え上がりました。なんなの庵野。幾原×自分のドリ厨ホモなの?幾原×榎戸推しの腐男子なの?
そしてエヴァの脚本に榎戸参加してるけど24話には直接関わってないという(^_^;)新劇破の「綾波!来い!」は榎戸の発案らしいですが、Qではどの辺に口出ししてるのだろうか……むむむ……。

庵野以外でも90年代にはネタで幾原×榎戸同人誌とかも発行され、それを本人達も読んじゃって榎戸がショックを受けたとかの情報も見かけましたが(幾原はショック受けなかったん?)、それはまぁ……仕方ないっスよ正直。腐女子目線で見ると物凄くぁゃιぃですもん。
ウテナの脚本集読む限りでは、幾原・榎戸両人の共通認識の元で幾原=桐生冬芽、榎戸=西園寺莢一の関係に自分達の関係を投影させてますもんねぇ(^_^;)サイドカー付きバイクに乗って決闘広場に来るんでしょ?みたいな(笑)。
西園寺は明らかに冬芽に対して憧れと嫉妬とが入り混じった、かなりねっとりした感情を向けてて、そして冬芽はつれない(笑)。作品の全体像を考えるのは幾原でも個々のシナリオとして表現するのは榎戸だから、そういう榎戸視点の認識が前面に出ちゃうんでしょうけど。
逆に言うと対談やインタビュー読む以外では、冬芽・西園寺フィルターを通す以外に視聴者が中の人、知らないおっさん達の内面を伺い知ることは出来ないんですよねぇ。だから目に見える部分(放送されたアニメ)に認識がどうしても引きずられるんですが。
でも例えばロリウテナを挟んで冬芽と西園寺が絡んでるエロ絵(笑)とかは長谷川さん個人の手腕でしょうし、本当には中の人とビジネスとしての作品がイコールで結びつかないってのも理解してるので、あやしいあやしい言ってても実態はリアルおっさんBLじゃなくて半ば架空のキャラとしての801ですよね、こういうのって。個人的には声優や役者単位でなくシナリオで表現された架空キャラクターにしか魅力を感じないのもあって、あんまりナマモノ萌えする脳を持ってないんですが、ナマモノジャンルで活動してる人も同じような、現実の人間と自分の脳内にいるキャラを切り離した考え方してるんでしょうかねぇ。
現実の●●と脳内キャラが違うというのは、まあ二次元でもそうですし。話は戻りますが、BLアニメでもない限り、公式801カプなんてものが実在する確率なんて物凄く低い訳ですから(^_^;)


90年代アニメで自分に物凄いインパクトを与えたものというと、
レイアース>スレイヤーズNEXT(無印でもTRYでもなくNEXT単品)>ナデシコ>ウテナ>エヴァ>封神
みたいな順番になるのかな。エヴァを除くと大体時系列順ぽい?
レイアースは光ちゃんとイーグルさんの所為で性癖に取り返しの付かない影響を……一人の攻を間に挟んだ受同士或いは男女による三角関係→うっかり当事者同士がどうにかなるホモ百合orノマとか、ちょっとニッチ過ぎです酷いです。
スレイヤーズはなんかもう、ゼロスあっての魅力だったなぁと。しかし友情出演感の強いTRYと違って、ストーリーに絡んでるからこその魅力でもあり。他の仲間達以上にリナさんの意識は高次なところにあって、そういう意味では一番の理解者はゼロスなんだけど、しかし生き物としての種が違うので感情的・感覚的には最も遠い場所にいる、という関係ですよね。グッときますよね。ん?この辺までの時期はノマカプにより萌えてたっぽい?(今気付いた)確かレイアース時代はホモ脳じゃなかったのが、他のCLAMP作品読んだ所為で段々抵抗感が薄れていった……やっぱり酷い。
リアルタイムで熱狂してたのはレイアースと封神で(まあ封神は原作萌えですけど)、しかし放送後も何度もアニメ全話観直して反芻してるのはウテナだけなんですよね、何故か。自分でもよくわからん。
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