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2024.11.01
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2009.03.03
登場してから空中で爆散した機体を見下ろす大佐の「…さようなら、サフィール」まで、ほぼ3分間の早業でした。
……いいもん、泣いてないもん(´Д⊂ 面出さん……

しかし原作では死んでないので、最終回のラストら辺でこうED曲に合わせてルーク不在の三年間オールドラントはこういうかんじでしたよーみたいな後日談映像が流れて、そこに無傷でふらふら歩いてるところをマルクト軍に逮捕・連行されるディストの姿もチラッといるかもしれない。……妄想逞しすぎますか(^_^;)
それより来週ラルゴとモースが死ぬとして、シンクにリグレットにアッシュにヴァン……。一話に二人ずつ死ぬ計算になりますね(-_-;)あ、最終回は三人か。


しかし「さようなら」の入る場所を戦闘前から戦闘後に入れ替えたことで、ジェイドに人間味を出してるのはアニメ的な良い改変かと思います。切り捨てる言葉が悼む言葉になってる。
トドメを刺す直前、術を唱えながらジェイド自身過去を思い出してる、つまりケテルブルク時代がかけがえのないもので、戻れるものなら自分だって戻りたいと今でも思ってる…演出です。ただ、失った時は絶対に戻らないと知ってるだけで。
ディストを切り捨てたというよりも、自分自身のそういう過去への感傷を切り捨てたということなんでしょう。ひょっとしたら原作ゲームでもそういう要素があるからこそ「ディスト」ではなく「サフィール」呼びなのかもしれませんが、ネットに転がってるプレイ動画や台詞集などを見る限りでは、面と向かっての「さようなら」で一度ディストの存在やらファンの心情やらを(笑)地に投げ捨てて、ディスト死んだ(と思われてる)後の「サフィールの死は、私が受け止めましょう」の台詞で先程落としたものをわざわざ拾い上げてるという印象を抱きます。
アニメはなにせ3分未満で全てを済ませないといけないので(笑)、ゲーム中から一つの台詞だけを採用して、それに二つ分の意味を込めてる気がしました。上手い。

あー、でもマジでゲームやらなければ~~。
あれからも電撃のコミカライズを1~5巻まで買ったりキャラブック買ったりファミ通文庫のノベライズ外伝買ったりしたんですが、感想サイトさんで見た内容とかなり印象違ったりするんですよねぇ。自分はそこまで気にならなかったぞ…?とか、そうは受け取れないなぁ…?とか、ぶっちゃけその解釈間違ってんじゃねーの…?という部分もあり。いや、ゲームやってない人間が何を偉そうにって話ですが。
要は、人の感想を読むのは楽しいし参考になるけれど、人の解釈を鵜呑みにするのは危険だなぁという話です(^_^;)まあ当たり前なんですが、自分でゲームプレイして初めて見えてくるものもあるんでしょうね。

……文学賞メッタ斬り!の書評読んだ後で、該当の小説読んで「そんな話とちゃうやんか!」と吃驚するのと同じ感覚ですね。
絲山秋子『袋小路の男』は彼らが言うようなストーカー女の話ではなかったし(かなり無意識の状態で、男に縋る女を演じてる女の話でした。本当は縋らなくても生きていけるのに)。
松浦理恵子『犬身』の悪魔が主人公にとってどこまでも都合の良い存在である理由は設定の甘さとかではなく、彼はおそらく悪魔じゃなく絶滅した日本狼の怨念が人の姿を得た存在(精霊?悪霊?)であり、犬の魂を持つ人間である主人公に対して強烈なシンパシーを抱き、本当は人間の女ではなく自分こそを彼女の伴侶に選んで欲しいと願っているから。つまりは孤独感を埋めたいと願うが故の下心コミの献身です。……という解釈が万人に通じるというアテもなく、それこそ読者一人一人が違う解釈してていいんじゃないでしょーか。
うん、なので書評家が自分と違う読解しててもある意味当然のことなのですが、人の解釈に対して「読めてない」的な発言するのはアウトですよねぇ……(-_-;;)いや、誰しも自分の解釈に絶対的な自負を抱いてるから、あまりにもかけ離れたこと言われたら本能的に「違う!」と思っちゃうのも仕方ないのですが、それを口に出して(文字に書いて)言っちゃいかん。

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