長岡君も攻略出来る恋戦記。

やけに関羽らしからぬ低身長の関羽をラス２に攻略しようとしたら、三国志オタ男子高校生の長岡広生君を攻略していた。
な、何を言っているのかわからねーと思うが（略
恐ろしいものの片鱗を味わったというか、ヒロインが想像以上にヤバイ状況に立たされていることを知ってゾッとしてしまいましたぜ。これ実はホラーゲーだったん！？
九天九地盤……三国志ヲタだけを殺す書すぎる……((((；ﾟДﾟ)))
そりゃあ三国ヲタの男子が吸い込まれる率の方が高そうですが、意味もなく武将のイケメン率が上がったワールドが、ようやく現れた女子高生軍師のおかげで活用されたというお話だったのですな！

192年！？

劉備ルートのBADエンドでそんな地の文が出たんですが、恋戦記、192年設定だったの……やだ192年で赤壁とか時代が加速し過ぎ……。

ライターさんそこそこ三国志に一家言あるのかなぁ恋戦記。

孔明ルートでホウ統発見伝。
まだクリアはしてないのですが孔明ルート読んでると、会話文でも曹孟徳とか劉季玉みたいな姓＋字の親しみやすい呼称を使うことが多いので、なんだかほっとしますね。今まで見たシナリオではあんまり見なかった気がするんですが、私の気の所為なのか、孔明ルートだけ敢えてそうしてるのか、ライターさんが他のシナリオとは違う人なのか。
曹操ルートでも、荊州征伐…というか南征の理由が、悪銭対策（良貨の鋳造）の為に銅を得る為でもあると示唆されてましたが、孔明ルートでも蜀錦とかの産業や鉱物資源についても言及していて。ライターさんが元々それなりに三国志好きじゃなかったとしたら、乙女ゲーのシナリオの為にキャラ設定以外の時代背景についても一から勉強したということで、どちらにしても好感の持てることだなぁと思います。

なんか、歴史人物の名前を借りたゲームって色々ありますが、男性向け女性向け問わず、そのキャラの名前を使う必然性なさそうなのが一部混じってるようなイメージがあって、三国オタとしてはホイホイされつつも釈然としない…と思うこともあって。
恋戦記は今のところ全然そんなことなく割合しっかり三国志してる印象で、なかなか好感が持てる作りです。
ファンタジー小説とかでも、架空歴史っぽい設定や戦記物って書き手の知的レベルがそのまま反映されちゃうというか、余程の筆力あるいは歴史知識持ってないと、読んでてペラッペラ感が目に付いてしんどいですしね(^_^;)