忍者ブログ

2024.11.02
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2010.04.20
ようやくアニメ界でもレッドクリフ人気にあやかろうとする動きが表面化してきたのか、今期は数年ぶりの正統派三国志アニメが二つも新番組にお目見えしましたね。何とも喜ばしいことです。
中国制作の三国演義と、日本制作のSDガンダム三国志。

……いや、マジで正統派なんですって、ガンダム三国志。嘘じゃないですよ!!(^_^;)

三話まで観た所感としては、外見が人間じゃないことを除くと三国演義とも遜色ないレベルで、劉備寄り三国志の王道展開を押さえてると思います。外見は生憎(?)ガンダムですけど。
一話で盧植と公孫[言賛]、二話で関羽と張飛、三話で黄巾の乱の穎川方面決戦に託けて曹操一味・孫一家の顔出しを済ませる、計算された構成とテンポ感が私好みです。孫策えっらい派手ですな!!
朱儁の扱いの悪さに三国志ヲタとしては涙せざるを得ませんが、そもそも演義の朱儁があんなんだし、ここは寧ろアニメで朱儁を見れた!!とか喜んどいた方が良いのでしょうか(^_^;)
劉備が盧植先生のことを思い浮かべる度に、青空にキラーンと顔が浮かび上がる演出がコッテコテでやっぱり俺好み。

しかしロボットなのにヒゲ生えてる、ロボットなのにおにぎり食う、ロボットなのにモブキャラはみんな漢服着てる……などの謎すぎる要素に慣らされ、完全にガンダムだという事実を失念し普通の三国志アニメのつもりで視聴していたのですが、そしたらいきなり張角三兄弟が合体などを始めてしまったので「あっ!やっぱりこいつらロボットだったんだ!?」と驚愕しました……。奥が深いです。
プラモデルの販促が制作サイドの第一目的なんでしょうけど、ガンプラに一ミクロンたりとも興味持ってない私ですら夏侯淵・夏侯惇コンビのプラモ欲しいよね、とか思ってしまうので、良く出来たアニメの洗脳力って侮れないですね。



三国演義の方もテンポ早いですよね。タイトル通り完全に演義寄りで、なんというか、この歳になると逆に安心してしまいます……。
三国志道に入ったのが年齢一桁だった所為で、リアル10代の頃は演義なんて屑!やっぱり正史準拠じゃなきゃ!とか中二病全開に主張してたのですが、……歳を取ると人間保守的になるもんじゃよ。ふぉふぉふぉ。昔はあんなに鼻息荒く華雄を戦死させたのは孫堅軍!とか憤慨してたのに、今や曹操が差し出した爵の酒が温かいシーンで喝采を上げる始末。

とは言っても、あのアニメの真の見所はやたら出番多いイケメン李粛です。間違いない。
おそらく来週には連環の計が発動するという情勢にあって、呂布や董卓を一目でトリコにする貂蝉を見ても顔色一つ変えず、ガチで罵り合い始めちゃう李粛。なんてチャーム耐性の強い人なんだ……。
李粛は呂布と一緒に董卓裏切るメンバーにも入ってるし、来週にも出番ありますかねぇ。李儒も出ずっぱりだし……初期メンバー好き好き。
あと、呂伯奢一家惨殺には加わらずベッドに座り込んで怯える陳宮が可憐すぎて眼福でございました。
生憎第一話のみ見逃してしまったので、三国志最大の萌えキャラたる何進たんを見れなかったことだけは無念ですが……二話冒頭で死んでた。



ちなみにCSの番組一覧を見たら、三国志アニメは三作品再放送してるのか~…とか思ったんですが、後で冷静になってメンツを反芻すれば恋姫夢想、一騎当千、鋼鉄三国志………あれ?三国志??(-_-;)
PR
  BackHOME : Next 
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索

つれづれ wrote all articles.
Powered by Ninja.blog / TemplateDesign by TMP  

忍者ブログ[PR]