2012.08.06
5月末から6月頭にIMAGICA-BSの無料放送で流れてた「皇妃シシー~愛と悲しみの生涯~」を録画しておりまして。
ずっと放ったらかしにしてた後編を今日やっと観たんですが(前編は6月に観てた)、ショタルドルフ様が水責めに遭ってるのを救出したり、夜のヴェネチアでアンドラーシ伯爵とちゅーするシーンに強烈な既視感が……でもマックス関連のシーンは初めて観たと思うんですよねぇ?(-_-;)元はTVドラマだったらしいし、複数バージョンの総集編があるのだろうか……。
そしてイタリア=ドイツ=オーストリア合作作品でも、フランスとナポレオン3世は無条件で悪役なんですね、分かります。
ずっと放ったらかしにしてた後編を今日やっと観たんですが(前編は6月に観てた)、ショタルドルフ様が水責めに遭ってるのを救出したり、夜のヴェネチアでアンドラーシ伯爵とちゅーするシーンに強烈な既視感が……でもマックス関連のシーンは初めて観たと思うんですよねぇ?(-_-;)元はTVドラマだったらしいし、複数バージョンの総集編があるのだろうか……。
そしてイタリア=ドイツ=オーストリア合作作品でも、フランスとナポレオン3世は無条件で悪役なんですね、分かります。
シシー物はBSとかで放送してるものを3作くらい観ましたが、この2009年版のフランツ・ヨーゼフ陛下が史上最強にイケメンでございますね。クリスティーナ・カポトンディは美人だけどエリザベート様にしてはちょっと雰囲気が柔らかすぎ?ロミー・シュナイダー版のシシーは顔自体は全然似てないけどエキセントリックなキャラ性では割と似合ってた印象(特に前編は)。
多分ロミー版だったと思うのですが、ゾフィー様がハプス家に嫁ぐならハンガリー語とチェコ語とクロアチア語の習得は必須と言ってて、うおおクロアチア重要視されてる…!!と興奮したのも良い思い出です(^-^)2009年版だとハンガリー語話すなんてシシーは変わり者ねぇ的な展開だったんですが、当時の宮廷的にはどっちが正解なんでしょうね。
どのシシー作品でも、イタリア失ったのは陛下の非寛容さが原因で、ハンガリーの自由を守り共存の道を探ったシシー素晴らしい!って筋書きですけど、彼女の影響受けた後年のルドルフ様がアナーキスト化した挙句自棄になって自殺したり、ハンガリーに権力与え過ぎた所為でチェコとの三重帝国化妨害されたりクロアチア弾圧→セルビア接近を招いたりして帝国の屋台骨揺らぎまくったことを考えると、本当にそれで良かったのかなって……。
まあ、普墺戦争で負けたどさくさ紛れにハンガリー離脱してたら、その時点で完膚なきまでに帝国空中分解してたかもしれないし、そこから更に約50年保っただけで御の字だったんスかねぇ。なんだかんだで帝国分解するのってWW1敗戦による外圧が原因で、それまでは辛うじて帝国の紐帯保たれてた訳ですし。
逆に言うと、イタリア手放したのもロンバルディアの進攻とフランスやらプロイセンのロンバルディア支援みたいな外的要因が原因で、実際外からの支援がなかったヴェネチアの反乱は普通に鎮圧出来てた訳で……。
例えイタリア人による完全自治を帝国が認めてたとしても、ロンバルディアに世論誘導されてイタリア統一の方向に流れてたんじゃないですかねぇ、いや、今でこそコムーネ間の仲めっちゃ悪いけど、当時はナポレオン(1世)の所為でそういうのが流行ってた時代だったし……。
なんかもう色々と仕方なかった時代に、充分よくやりましたよね、陛下も。なんかもう全部仕方ない。
その最善を尽くした結果がWW1後の手足もがれた人形状態とか思うと無性に泣けてきますが……(´;ω;`)顔と胴体だけになって床に転がった、顔だけは異常に綺麗なビスクドール。妙な怨念が籠ってそうです。
早々に他民族全部切り離してプロイセン傘下に入るとか、元選帝侯国のバイエルンでさえ嫌がったのに当時のまだ体力残ってた600年帝国には無理ですよねぇ。そんな選択肢口にするのは売国奴か狂人だけです。墺国内の世論が急激に合邦に向かうのは1900年以降ですし。
なら外的要因として、普墺戦争の時にプロイセンがハンガリー独立させつつ墺国内を蹂躙しまくって無理矢理併合してれば……いや国際世論が許さないだろうし、対露・対仏同盟国としての元気な墺って、生まれたばかりのドイツ帝国の為には必要な存在ですよね(-_-;)
本気でIFを考える余地がなさすぎる……。
……墺さん……(´;ω;`)
多分ロミー版だったと思うのですが、ゾフィー様がハプス家に嫁ぐならハンガリー語とチェコ語とクロアチア語の習得は必須と言ってて、うおおクロアチア重要視されてる…!!と興奮したのも良い思い出です(^-^)2009年版だとハンガリー語話すなんてシシーは変わり者ねぇ的な展開だったんですが、当時の宮廷的にはどっちが正解なんでしょうね。
どのシシー作品でも、イタリア失ったのは陛下の非寛容さが原因で、ハンガリーの自由を守り共存の道を探ったシシー素晴らしい!って筋書きですけど、彼女の影響受けた後年のルドルフ様がアナーキスト化した挙句自棄になって自殺したり、ハンガリーに権力与え過ぎた所為でチェコとの三重帝国化妨害されたりクロアチア弾圧→セルビア接近を招いたりして帝国の屋台骨揺らぎまくったことを考えると、本当にそれで良かったのかなって……。
まあ、普墺戦争で負けたどさくさ紛れにハンガリー離脱してたら、その時点で完膚なきまでに帝国空中分解してたかもしれないし、そこから更に約50年保っただけで御の字だったんスかねぇ。なんだかんだで帝国分解するのってWW1敗戦による外圧が原因で、それまでは辛うじて帝国の紐帯保たれてた訳ですし。
逆に言うと、イタリア手放したのもロンバルディアの進攻とフランスやらプロイセンのロンバルディア支援みたいな外的要因が原因で、実際外からの支援がなかったヴェネチアの反乱は普通に鎮圧出来てた訳で……。
例えイタリア人による完全自治を帝国が認めてたとしても、ロンバルディアに世論誘導されてイタリア統一の方向に流れてたんじゃないですかねぇ、いや、今でこそコムーネ間の仲めっちゃ悪いけど、当時はナポレオン(1世)の所為でそういうのが流行ってた時代だったし……。
なんかもう色々と仕方なかった時代に、充分よくやりましたよね、陛下も。なんかもう全部仕方ない。
その最善を尽くした結果がWW1後の手足もがれた人形状態とか思うと無性に泣けてきますが……(´;ω;`)顔と胴体だけになって床に転がった、顔だけは異常に綺麗なビスクドール。妙な怨念が籠ってそうです。
早々に他民族全部切り離してプロイセン傘下に入るとか、元選帝侯国のバイエルンでさえ嫌がったのに当時のまだ体力残ってた600年帝国には無理ですよねぇ。そんな選択肢口にするのは売国奴か狂人だけです。墺国内の世論が急激に合邦に向かうのは1900年以降ですし。
なら外的要因として、普墺戦争の時にプロイセンがハンガリー独立させつつ墺国内を蹂躙しまくって無理矢理併合してれば……いや国際世論が許さないだろうし、対露・対仏同盟国としての元気な墺って、生まれたばかりのドイツ帝国の為には必要な存在ですよね(-_-;)
本気でIFを考える余地がなさすぎる……。
……墺さん……(´;ω;`)
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