７月開始アニメも出揃った感じですね。

図書館戦争終わって寂しい限りだったんですが、ソウルイーターも隠の王も続投中だし、スレイヤーズRに夏目友人帳、薬師寺涼子……今期も観る物が多くて嬉しい悲鳴が止まりません。恋姫無双は放送地域外だけど(^_^;)
あとは鉄腕バーディー、ワールド・デストラクション（３話後半の作画崩壊に爆笑した…）。テイルズ オブ シンフォニアもテレビの新番組録画機能に引っ掛かってたからずっと観てたんですが、あれ今調べたら元々OVAだったんですね。しかも全４話ってことは、こないだ観たのが最終話だったのか……(-_-;)

前クールのドラマは「キミ犯人じゃないよね」に夢中だったんですが、今クールは何も観てないんですよねぇ……録り溜めてるアニメ観るのに忙しい。

 

アニメの夏目友人帳が予想してたよりも非常に出来が良いのです。
原作が好きである程、アニメに対する点が辛くなるのがファン心理というもの。緑川絵のタッチはアニメに向かないと思っていたし、製作会社知らないところだったし不安に思ってたんですが、実際はすごい杞憂でしたよ……。
二話の露神は泣いた……。寧ろOPの時点で目頭が潤んでた……(^_^;)気持ち悪い視聴者だな！
華やかさはないけど限りなく真摯で繊細。人（と妖怪）の心の襞を丁寧に描く、その陰影の美しさ。不器用な心の触れ合い、そして孤独。これこそ少女漫画の本道だと思います。
あとニャンコ先生の演技が良いですよね。声の使い分けが上手い……。γ兄貴の声も加味すると井上さん七色の声だなぁと(^_^;)声優さんってやっぱり凄い。
ニャンコ先生以外の井上和彦で近年印象的だったのは、γ兄貴とか（リボ）黒鷹とか（花帰葬）ギュンターとか（まるマ）？古くからいらっしゃるのに古びた感じが全然しないのが凄い。


点が辛くなるといえば、西洋骨董洋菓子店は１話の途中まで観たんですけど結局視聴切りました。あれドラマも酷かったけど、ホント映像化に恵まれない作品ですよねぇ……。
原作者のよしながふみがドラマ化の際、ファンに口を極めて罵られた経験を語ってらっしゃったのを読みましたが、一読者としての感覚では、あれは罵られても仕方ないと思います(^_^;)熱烈なファンでない自分が観ても不愉快になったし、作品を本気で愛してる人には耐えられないレベルだったでしょうねぇ……。
高校生の頃はあのドラマに本気で怒ってて、今となってはアニメの出来がどうだろうと気にしない、つまりどうでも良いんですが、なんか仕方ないと達観するのも寂しいような？
原作者が納得してるなら口出す筋合いも本来ないんですけどね。新規開拓視聴者が古参の原作読者を上回って、視聴率や売上が上がるならそれはそれで商業的に成功なのでしょうし（のだめとか）。
のだめはドラマもアニメもすっごく良かったですけどねー。ドラマは原作と全然テイスト違うけどコミカルで面白かったし、アニメは原作に忠実で川澄綾子ボイスののだめも可愛かった。オケのシーンが止め絵だったりピアノ弾いてるシーンがあからさまにＣＧだったけど、GONZOなのでＣＧ使うのは仕方ない(^_^;)10月からのアニメ巴里編が非常に楽しみです。